SERIE A 7^ GIORNATA
セリエA第7節
順位表はこちら。だいぶ間が空いてしまいましたが、セリエA第7節です。気がつけばユヴェントスが全勝で走り続け、2位ミランに早くも5ポイント差。「このペースが最後まで続くはずはない」と誰もが口を揃える通り、いつかは息切れするに違いないのですが、それまでに追う側がまた取りこぼしたりすると、ユーヴェの精神的優位がさらに大きくなることも間違いありません。それこそが、スロットル全開でスタートを切ったカペッロの狙い。とりあえずは月末のミラン対ユーヴェが見物です。◆Ascoli
2-1
Sampdoria誰も予想しなかった勢いで勝ち点を積み重ね、中位をキープするアスコリ。今日も強敵サンプドリアをトスト(exサンプ)の2ゴールで破るという大殊勲を見せました。それをぶち壊しにしたのが、試合終了直後に起こった信じられない事件。終了直前に開いたゲートからアスコリのゴール裏に侵入した16歳の少年が、サンプのゴール裏に向かって船舶用の信号弾を水平発射するという暴挙に出たのです。TVにもその瞬間が映し出されていましたが、ほとんどロケット弾のような勢いでした。反対側のゴール裏に火を吹きながら飛び込んだ信号弾は、コンクリートの座席を直撃して破壊、その破片を頭に受けた57歳の女性が負傷し、すぐに救急車で病院に運ばれました。もし直接人に当たっていたら即死は間違いないほどの殺傷能力を持っていたことは間違いありません。死者が出なかったのは、まったくの偶然でしかなかったということです。実行犯の少年は、ゴール裏でもまったく顔を知られていなかった人物で、捜査に当たった警察も、ウルトラスとは無関係だと明言しています。成人の同伴者と2人で、試合終了直前にスタジアムに侵入している以上、計画的犯行だったことは間違いありませんが、動機その他の背景は不明。明日以降の捜査を待つしかありません。なんか嫌な裏がありそうな予感がします。◆Cagliari
0-2
Milanミランは、代表マッチから帰ってきたばかりで疲れている主力をほぼ全員休ませ、水曜日のチャンピオンズリーグ(対PSV)に備える余裕っぷり。開始直後にカリアリ守備陣のミスで1点プレゼントしてもらった時点で、ほとんど結果が見えてしまいました。◆Empoli
1-0
Romaローマの不振は思ったより深刻。カッサーノ抜きの4-2-3-1はもっと機能するかと思ったのですが、スパレッティ監督も昨シーズンのデル・ネーリ同様、ベストのシステムと布陣を見出せずに苦労しているようです。来週はダービー。ここで持ち直さないとかなり苦しくなる予感。チームが、というよりもサポーターの歯止めが効かなくなる可能性があるという意味で。◆Lazio
1-0
Fiorentinaで、そのダービーのお相手ラツィオはといえば、パレルモに続きフィオレンティーナまで下して、ビッグ3に次ぐ4位タイに浮上するという絶好調。レッチェ、アタランタに続いて、それなりのチームにそれなり以上の結果をもたらしているデリオ・ロッシ監督の手腕は注目と評価に値します。◆Inter
5-0
Livorno試合直前まで、アドリアーノが帰ってこない話で大騒ぎでしたが(これについては時間があれば別エントリーで)、蓋を開けて見ればアドリアーノ抜きでゴーゼロの圧勝。いかにもインテルらしい展開です。◆Juventus
1-0
Messina素晴らしいスラロームで決勝ゴールを決めたデル・ピエーロは「いつになったらデル・ピエーロが“復活”したって言うのを止めるわけ?」と、無神経なインタビューにご機嫌斜め。◆Palermo
2-2
Chievoパレルモはちょっと失点大杉。攻撃はまずまず機能しているのですが、攻守のバランスを取り直す必要あり。デル・ネーリ監督が以前「監督の一番大事な仕事は、得点と失点の釣り合いをどこで取るかだ」と言っていたのを聞いた覚えがあります。◆Parma
1-1
Trevisoついにロレンツォ・サンスから2000万ユーロの小切手が届いて、パルマはスペイン資本になりました。クラブの会長には、プロサッカー選手(凡庸なディフェンダー)じゃない方の息子が就く予定。でもチームは結構深刻な不振に陥っており、冬のメルカートでのテコ入れは必至。◆Reggina
2-0
Lecceレッジーナはコッツァ以外に点を取れる選手がほとんどいません。今日はコッツァが決めたので勝った。それだけの話。戦力的に厳しいです。監督交代のマジックは1試合で解けちゃったレッチェは、ここからが正念場。◆Siena
2-3
Udineseタンカを運んできた救護係を水筒でぶん殴るという、前代未聞の振る舞いで退場になったオボドですが、翌日ビデオをよくチェックしてみると、出合い頭で水筒に鼻先をぶつけたくらいでえらく派手に倒れた救護係の“シミュレーション”だった可能性高し。アウェーで戦うというのは、至るところ敵だらけということなのでした。ミッドウィークの欧州戦線を挟んで、今週末はローマダービー、その次の週末はミラン対ユーヴェと、ビッグマッチが続きます。欧州カップとかけ持ちのチームは、21日間で7連戦。ついて行く方も大変ですが、カルチャトーリの皆さんの方がずっと大変なことはいうまでもありません(と、いつも同じこと言ってるような気がしますが)。■
Posted: 月 - 10月 17, 2005 at 02:34 午前