SERIE A 36^ GIORNATA
セリエA第36節
第36節というのがそもそも不自然な感じがしますが、今年から20チームになったおかげで、これでもまだあと2試合残っています。今年のセリエAは、日程消化のためにミッドウィークに全部で7試合(たしか)も組まれていて、質の低い試合が多かったという印象強し。来シーズンはワールドカップがあるので、5月半ばまでにはリーグ戦を終えなければならず、さらにハードスケジュールとなることが見込まれます。日韓ワールドカップやユーロ2004みたいに、今度もまたビッグスターの皆さんはへろへろの状態でドイツにたどり着くことになるのでしょうか?と問いかける必要もないくらい、今から結果は見えているような気がします。ウクライナとかが優勝したりして。これから3-4年かかってもいいので、セリエAも最終的には16チーム制にまで戻していただきたいところです。
◆セリエA第36節(5月15日)の結果
Roma
0-0
lazio
Bologna
1-2
Brescia
Inter
1-0
Livorno
Juventus
2-0
Parma
Lecce
2-2
Milan
Messina
2-1
Cagliari
Palermo
1-1
Reggina
Siena
0-1
Chievo
Udinese
1-1
Sampdoria
Fiorentina
0-0
Atalanta
というわけで、スクデットはめでたくユヴェントスの手中に収まりました。ミランやインテルよりも明らかに薄い選手層にもかかわらず、そしてドーピング裁判にもマスコミの陰謀(!)にも負けず、ここまで粘り抜いたのは見事だったと思います。最近の(ジラウド=モッジ=ベッテガの)ユーヴェらしいスクデットの勝ち方でした。
今日のパルマは、負けるとわかっている試合に無駄なエネルギーを使いたくないという気持ちが見え見えで、最初の20分で2ゴールを食らうと、あとイエロー1枚で出場停止となるジラルディーノを前半だけで下げる徹底ぶり。結果的にはこれがユーヴェを手助けした格好です。とはいえ、10人のレッチェに残り10分で同点に追いつかれたミランの注意散漫ぶりを見てもわかる通り、カンピオナートの行方は、先週のミラン0-1ユーヴェで事実上決していたと見るべきでしょう。
まあ、下のエントリーで触れた通り、スクデット争いは先週ですでに大勢が決していたこともあって、今日の注目ポイントはやはり残留争いでした。ローマダービーは、引き分けの1ポイントでお互いギリギリで生き残ればいいか、という狙いが見え見えの、近年稀に見る質の低い試合。試合終了とともに、双方のクルヴァからブーイングの口笛がピッチに降り注いだのは、まったく当然の仕打ちだったといえるでしょう。
ローマ、ラツィオともに、順位表の下から3チーム(アタランタ、ブレシア、キエーヴォ)がそろって負けてくれることを心の底で祈りつつ、ということだったのでしょうが、そんな身勝手で都合のいい話が通用するはずもなし。アタランタはフィオレンティーナと引き分け、キエーヴォとブレシアはしっかり勝って3ポイントを上積みし、残留戦線はさらに混乱の度合いを深めることになりました。アタランタは残念ながら90%死に体ですが、ブレシアから上、ボローニャまでの7チームは、降格の可能性をまだたっぷり残しています。
残留ラインは、おそらく42ポイント。複数のチームが41で並んでプレーオフにもつれ込むという感じになりそうな雲行きです。以下、各チームの概況。
・アタランタ(35):ローマ、シエナに連勝した時のみ、プレーオフに持ち込むチャンスあり。
・ブレシア(38):たぶんメッシーナには勝つので、フィオレンティーナとの最終戦がすべて。
・フィオレンティーナ(38):次のラツィオ戦で勝てれば残留も見えてくるが、勝てなければ地獄。
・キエーヴォ(39):ボローニャ、ローマのどちらかに勝てれば……。
・シエナ(39):次のパルマ戦が実質プレーオフ。これで負けて、最終戦でアタランタがまだ希望を残しているとかなりやばそう。
・パルマ(40):次のシエナ戦が実質プレーオフ。ただし、最終戦はレッチェに勝たせてもらえそうなので、危険度は相対的に低し。
・ローマ(41):アタランタとキエーヴォに連敗しないとは限らないところが怖い。
・ボローニャ(41):キエーヴォに負けると、最終戦がCLのかかったサンプだけに、プレーオフに巻き込まれる可能性も……。
個人的には、ローマがかなりやばいような気がします。フィオレンティーナも決して楽観はできません。泣いても笑っても残り2試合です。■
Posted: 日 - 5月 15, 2005 at 11:57 午後