SERIE A 16^ GIORNATA セリエA第16節


順位表はこちら

これでやっとカルチョの世界もウインターブレイク。カンピオナートは1月6日までお休みです。カルチャトーレの皆さんも、26日まで1週間はクリスマス休暇で完全オフ。モルジブで過ごす人、実家に里帰りする人、自宅で寛ぐ人と色々のようです。

◆セリエA第16節(12月18-19日)の結果

Messina 1-0 (sospesa) Atalanta
Juventus 0-0 Milan
Roma 5-1 Parma
Bologna 2-0 Reggina
Fiorentina 2-0 Chievo
Inter 1-0 Brescia
Lecce 1-4 Sampdoria
Siena 1-1 Livorno
Udinese 3-0 Lazio
Palermo 3-0 Cagliari

今月の初めにインタビューしたザッケローニは、「現在の上下に詰まった順位表は一時的なもの。今から一ヶ月のうち、年内には各チームの実力を反映した順位になるだろう」と言っていたのですが、まさにその通りになりました。さすが。ウディネーゼの3位も、ここまでの安定した戦いぶりを見る限り、フロックというよりは実力通りと言った方がいいでしょう。
中位でもたもたしていたインテル、ローマもやっとこさ上位進出を果たし、それに並ぶのがサンプドリア、パレルモ、フィオレンティーナという中堅クラブ。カリアリ、レッチェ、メッシーナはゆるゆると落ちてきて、みんな収まるところに収まってきました。
予想以上に不振の根が深いのが、ラツィオとパルマ。
ラツィオは、“オレオレ会長”ロティート氏(自分が喋りたくて仕方がないので、監督と選手に箝口令を敷いて取材すら受けさせず、2ヶ月来マスコミを独占して自己賛美を繰り返している)のおかげで、チーム内外の環境が日増しに混迷の度合いを増しています。カーゾ監督はもう1ヶ月以上前からいつ解任されてもおかしくない生殺し状態。ウルトラスは練習場まで押しかけてカーゾを攻撃、ディカーニオを賛美する行動を繰り返しています(煽っているのは誰?)。チームだけでなくクラブの経営状態もかなり深刻。3月中に滞納中の税金1000万ユーロを完済しない限り、来シーズンのセリエA登録資格がなくなるという、非常に厳しい状況に置かれています。1月のメルカートでセーザル、オッドなどの売却話が持ち上がっているのもそのため。当初は救世主のようにもてはやされたロティート会長でしたが、蓋を開けて見ればどうも、タイプとしてはデッラ・ヴァッレ(フィオレンティーナ)やガッローネ(サンプドリア)よりも、ザンパリーニ(パレルモ)やプレツィオージ(ジェノア@セリエB首位)にずっと近いようで。
パルマは、ついにバルディーニが解任され、後任には3年前の危機を救ったカルミニャーニが就任しました。ここ2年は育成部門のGKコーチ統括という立場に戻って、プリマヴェーラやアッリエーヴィのGKたちを鍛えていたのですが、外部から新監督を招聘する予算がないこともあって、内部からの昇格となった模様。就任初戦のUEFAカップではベシクタシュに3-2で勝ったものの、内容はかなりドタバタでした。今日の5-1でもわかる通り、立て直しへの道はまだまだ遠そうです。
影のテクニカル・ディレクター(公には辞任して単なるアドバイザーの立場にあるはず)、アリーゴ・サッキは本当にレアル・マドリードに行ってしまいそうな雲行きですが、一般的に広く信じられてきた「カルミニャーニはサッキの傀儡」というのは、当時も今もまったく正しくない単なる迷信なので、チームの現場にはほとんど影響は出ないものと思われます。もちろん、TDとしてのサッキの手腕には疑いがないので(最後の監督選びは失敗でしたが)、クラブとしての中・長期戦略に影響が出てくることは避けられないでしょうが……。
今週はもちろん、昨日のユーヴェ対ミランを観戦しました。詳しくは例によって水曜エルゴラにて。詳しく、というほどのスペースはないんですが。■

Posted: 月 - 12月 20, 2004 at 03:21 午前        


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