SERIE A 3^ GIORNATA セリエA第3節


今節は、トトカルチョでいう「2」、つまりアウェーチームの勝利が10試合中5試合を占めるという、波乱の多い展開になりました。まったく、こういう順位表 は滅多に見られるものではありません。首位ユーヴェ(まだ無失点!)はまあいいとして、2位がラツィオとメッシーナ、それに続くのがカリアリと来た日には……。レッジーナ、レッチェ、パレルモも勝ち点5で上位をキープしており、序盤戦は南イタリア勢の天下という感じ。いつまで続くかは別として、こういう意外性に満ちた展開は、普段あまりスポットの当たらないチームが大きく取り上げられたりすることも含めて、なかなかわくわくさせられるものがあります。
以下が今節の結果。

Atalanta 2-3 Inter
Brescia 0-2 Lazio
Cagliari 2-0 Siena
Chievo 0-0 Udinese
Milan 1-2 Messina
Palermo 0-0 Fiorentina
Parma 1-2 Bologna
Reggina 2-1 Livorno
Roma 2-2 Lecce
Sampdoria 0-3 Juventus

一番の番狂わせはメッシーナがサン・シーロでミランに勝ったことでしょう。ミランはホームで戦うと、相手が引き分けだけを狙ってガチガチに守ってくるので、アウェーよりもむしろ苦労することが多いのですが、昨日はちょっと気を抜き過ぎたように見えました。メッシーナのムッティ監督が、ザンキを中盤の底に置いた4-5-1で守り倒しに来たこともあって、低い位置ではボールを回せてもそこから先はすぐに行き詰まるばかり。ボールを奪われると、中盤が数的不利でフィルターが効かず、簡単に前に運ばれてしまうという悪循環。インザーギとカカがまだコンディションが上がっておらず、守備への貢献度が低いこともあって、中盤での帳尻合わせを一手に引き受ける羽目になったガットゥーゾが、ピッチじゅう振り回されまくっていました。
今年のミランは、プレシーズンにあまり巡業にも出ず、ミラネッロでじっくりとトレーニングの日々を送ったこともあって、開幕に向けて準備は万端だったはず。ただ、逆にそのせいでリラックスし過ぎたのか、まだアドレナリンの出し方をちゃんと思い出していないというか、戦いのリズムに上手く乗れていない印象もあります。
勝ったメッシーナはこれで、昨シーズンの2位と1位を相次いで撃破したことになります。パルマ戦を見た時には、これでいっぱいいっぱいじゃないか、などと口の悪いことを言ったのですが、どうやら過少評価に過ぎたようです。長いシーズンはこの先も山あり谷ありでしょうが、いずれにしても、この3試合で稼ぎ出した7ポイントという思わぬ貯金が、先々大きな助けになることは間違いありません。■

Posted: 木 - 9月 23, 2004 at 06:00 午後        


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