SERIE A 7^ e 8^ GIORNATA
セリエA第7節、第8節
順位表はこちら
。代表ウィークが明けたと思ったら、10月17日の第6節から11月14日の第12節まで、セリエAは4週間で7試合をこなすハードスケジュール。しかも欧州カップ組(CL4チーム+UEFAカップ2チーム)は、ここにさらに2試合が加わります。1ヶ月足らずで9試合、マジで3日に1試合のペース。ここまで来ると、もうつき合ってらんないよ、という気分にもなりますね。ピッチに立ってプレーするカルチャトーリの皆さんは、仕事とはいえ本当に大変だろうと思います。このところすでに、筋肉系の故障で戦列を離れる選手が目立つような気がするのですが、これは疲労が完全に取れないうちにまたプレーして大きな負荷がかかるからでしょう。故障するところまで行かなくとも、疲れていることには変わりないので、試合のクオリティがどんどん低下していくことは避けられません。中小クラブ間のろくでもない利害調整のおかげで20チーム制になってしまったセリエAですが、早いところ18チーム、できれば16チームに戻すべきだと思います。どうでもいいものを腹一杯食べるよりも、美味しいものを腹八分目食べて、ちょっと物足りないくらいの方がいい、というのは、40過ぎの論理かもしれませんが。◆セリエA第7節(10月23-24日)の結果Atalanta
2-2
CagliariChievo
0-0
RegginaLivorno
1-0
BolognaMessina
1-4
LecceMilan
0-0
InterParma
3-1
LazioRoma
1-1
PalermoSampdoria
0-1
BresciaSiena
0-3
JuventusUdinese
2-2
Fiorentina ミラノダービーは0-0とはいえ、非常にクオリティの高い試合でした。両チームとも、相手の攻撃を潰すことよりも自分たちのサッカーをすることを目指して、オープンな攻防を展開。とはいえ、攻撃だけじゃなく守備にも細心の注意を払い、攻守のバランスを大きく崩すようなリスクは冒さないので、決定機につながる最終局面はなかなか生まれません。しかしその一歩手前までの攻防、特に前半45分のそれは、ワールドクラスが揃うこのレベルの試合でしか見られない、緊張感溢れる素晴らしい内容でした。両チームとも、プレッシャーがきつい中でワンタッチ、ツータッチの速いパスをハイスピードでつなぎ、しかもミスが少ない。ミスをすればすぐにボールを奪われ、攻守が入れ替わって一気に局面が展開します。序盤、2度の決定機を得たヴィエーリがどちらかを決めていれば、試合が動いてもっと派手な展開になったし、両監督の駆け引きや采配の妙味も楽しめたのに、そうならなかったのがちょっと残念。でも年に何度も見られない最高レベルの戦いだったことは間違いありません。このダービーについてのあれこれは、水曜日の某EG紙
に書きました。◆セリエA第8節(10月27-28日)の結果Milan
3-0
AtalantaBologna
0-1
UdineseBrescia
0-1
SienaCagliari
2-1
ParmaChievo
0-2
SampdoriaLazio
2-0
MessinaLecce
2-2
InterPalermo
1-2
LivornoReggina
1-2
FiorentinaJuvnetus ---
Roma第8節はトトカルチョの「2」、つまりアウェーチームの勝ちが5試合もある波乱の展開。やはりミッドウィークに行われた第3節もそうだったのですが、これは偶然の一致でしょうか。2週間後の第11節がどうなうるかが見物です。順位表
も徐々に落ち着いてきましたが、相変わらずレッチェ、カリアリが“チャンピオンズ・リーグ圏内”(物は言いよう)に踏みとどまっているのがすごいですね。同じ南でもメッシーナとパレルモは、そろそろ魔法が解けてきた感がありますが、甦った伝説のゼーマンサッカーは、相変わらず爆発を続けています。昨日のインテル戦は、攻守が入れ替わるたびにシュートまで行くという、はっきりいってむちゃくちゃな試合。ダービーと比べると、スペクタクルとしては大味なんですが、スリリングで楽しいゲームだったことは確かです。さすがに疲れてきたアドリアーノとシュートが下手なマーティンスが決定機を外しまくったおかげで2ー2でしたが、6ー3とかでも全然おかしくない内容でした。マンチョに「今日もまたポイントをドブに捨ててしまった」というセリフを聞かされるのは何回目か覚え切れませんが、これが続く限り、インテルがスクデットを獲るのは無理そうです。少なくとも今シーズンは×でしょう。ただ、今のインテルの、どんどん攻めて相手より1点多く取って勝つという戦い方は、チャンピオンズ・リーグみたいなトーナメントにすごく向いていることも事実。アウェーで2-2とか3-3の引き分けというのは、ほとんど勝ちに等しいポジティブな結果です。マンチーニがすでに監督としてコッパ・イタリアを2つも勝っているのは、そして彼のサンプがコッパ・イタリアを4回勝ち、さらに欧州三大カップすべてで決勝に進んでいるのは(1勝2敗。2敗の相手はどちらもクライフのバルサ)、決して偶然ではありません。マンチョはその頃から事実上の監督をやっていたわけで。■
Posted: 木 - 10月 28, 2004 at 06:39 午後