SERIE A 12^ GIORNATA
セリエA第12節
相変わらず出遅れ気味ですが、とりあえず順位表はこちら。多少ばらけてきたとはいえ、3位以下の圧縮度はまだまだ高し。それにしても、まだシーズンの3分の1も過ぎていないのに、首位と3位の勝ち点差が12というのは一体何なのでしょう。スクデット争いはすでにユーヴェとミランのマッチレースになってしまいましたが、残り2つのCL出場権争いがどうなるかは、結構な見物かもしれません。インテルはともかく、ローマはかなり重症だけに、もしかすると来シーズンは、ウディネーゼとかフィオレンティーナとかがCLで戦うのを見ることができるかも。個人的には、ゼーマンのレッチェが4位に滑り込むというスキャンダルを夢想してみたりもするのですが……。◆セリエA第12節(11月14日)の結果Milan
2-1
SienaAtalanta
0-0
BresciaCagliari
3-3
InterFiorentina
1-1
LivornoLazio
2-1
BolognaLecce
0-1
JuventusPalermo
2-0
SampdoriaParma
2-2
ChievoReggina
1-0
RomaUdinese
1-1
Messina昨日はパルマ対キエーヴォを観戦したのですが、それについては水曜発売の某EG紙にて。フィオレンティーナは、やっとリガノーが復帰。早速ゴールを決めています。それはいいんですが、そのリガノーがレギュラーに復帰した時、さらにミッコリ、ヨルゲンセン、中田がピッチ上で共存できるかというのは、かなり大きな問題です。前監督モンドニコの構想はそれだったわけですが、それも大雑把な設計図以上のものではなかったに違いありません。ブーゾ監督にとっては、最大の得点源であるリガノーとミッコリの力をいかに引き出すかが、当面最大のテーマになってくるはず。リガノーはもちろんですがミッコリも、実はペナルティエリアの幅から外では、ほとんど持ち味が出せない選手です。そう考えると、前線はこの2人の2トップというのが、一番妥当なソリューションでしょう。ご存知の通り、リガノーは身長191cmの大型センターフォワード。最大の武器はヘディングゆえ、サイドをえぐってクロスを上げるプレーヤーが必須ということになります。そうなるとヨルゲンセンは外せません。ここまで条件を追い込んだだけですでに、4人がピッチ上で共存できる布陣は、かなり数が絞られてきます。一見、最も筋が良さそうに見えるのは、中田をトップ下、ヨルゲンセンを中盤右サイドに置いた3-4-1-2でしょうか。しかし、ユーヴェはもちろん、リヴォルノ相手ですら、中盤両サイドをDF(右ウイファルシ、左キエッリーニ)で固めるようなブーゾ監督が、2トップ+中田を前線に置いて、さらにヨルゲンセンを中盤で使うかどうか。それならばむしろ、中田をトップ下ではなく中盤センターライトで使う3-5-2(中盤の底にマレスカを置く)の方が、攻守のバランスはずっといいような気がします。中田にとっては、パルマの1年目、そしてボローニャでプレーしたのと同じポジション。トップ下=ファンタジスタ=司令塔という日本のマスコミの固定観念からは外れてしまいますが、ここ5年間で彼が最も力を発揮したポジションが“3センターハーフの左右どちらか”だったことも勘定に入れて考えれば、むしろこちらの方がリアリティがある解決策だと思います。戦術マニアのブーゾ監督は、相手が2トップの時は3バック、1/3トップの時は4バックの布陣を基本にしているようです。中央では常にDFが数的優位を保つのが基本ということですね。4バックの場合、レッチェ戦やインテル戦で見せたように、基本システムは4-4-1-1。これまで中田はトップ下に入っていたわけですが、リガノーが復帰したとなれば、前の2人はリガノーとミッコリが最も妥当な選択でしょう。このシステムでは、中田はミッコリをベンチに追いやらない限り、ポストを見つけることは難しそうですが……。■
Posted: 月 - 11月 15, 2004 at 08:19 午後