SERIE A 27^ GIORNATA
セリエA第27節(総評)
一度サボり癖がつくとずるずる行ってしまうもので、まるまる1ヶ月このBLOGを放置してしまいました。面目ない。そろそろシーズンも佳境に入ってきたので、ぼちぼち復活します。とりあえず今回は久しぶりなので、ひとまずセリエAの全体状況をざっとおさらいしておきます。順位表を見て気付くのは、概況としては1ヶ月前とほとんど何も変わっていないということ。先週のミラノダービーでインテルが勝っていれば、スクデット争いもちょっとは面白くなっていたのかもしれません。ところが結果はミランの1-0。試合を決めたのは、ほとんど運だけで入ったゴール(コーナーのこぼれ球をガットゥーゾが外からシュート〜珍しく枠に行ったボールがカカに当たってゴールに飛び込む)。内容的にはインテルの方が押していました。しかしインテルにはまだ、この手の試合を勝ちきるだけの“何か”(経験とか確信とかふてぶてしさとかそういうもの)が欠けていることも事実です。首位を争うミランとユーヴェは、ともに本音ではチャンピオンズ・リーグの方をずっと重視しているので、まっとうに考えると、CLで早く敗退した方がスクデット争いでは有利、ということになります。勝負はおそらく、サン・シーロでの直接対決(5月8日)で決まることになるのでしょうが、その週の半ばにはCL準決勝第2レグが組まれており、もしどちらか(あるいは両方)がそこまで勝ち残っているようだと、優先順位はそっちが上になるはず。3位から下は、2つのCL予備予選出場権を、サンプドリア、インテル、ウディネーゼ、パレルモ(+ローマ)が争うという、非常に興味深い状況が生まれています。5-6位(たぶん7位も)のチームはUEFAカップ出場権を手に入れるわけですが、現在8位のボローニャ以下がここに絡んでくる可能性は少ないので、ヨーロッパへの切符に関しては、上の7チームでほぼ決まりでしょう。インテルが4位以内を確保するのはまあ義務といってもいいので、理屈上、残るCLへのポストはひとつ。個人的には、サンプとかパレルモみたいに緻密だけど退屈なサッカーをするチームよりも、ウディネーゼのようにダイナミックで攻撃的なサッカーをするチームに、CLに行ってほしいという気がします。ちなみに、そのウディネーゼのクラブレポートをWSD誌に書きました。巻末のモノクロページですが、いま発売中の号と次号、前後編に分けての掲載。選手発掘・育成のシステムにポイントを絞ってまとめたので、興味のある方はぜひご一読を。取材では、スパレッティ監督と1時間半くらい話し込んだのですが、原稿ではそのほんの一部しか取り上げることができませんでした。機会があればどこかで改めて触れたいと思っています。残留争いは、まだまだ渾沌としています。残留ラインから10ポイント差となってしまったアタランタは、胸のあたりまでセリエBに漬かってしまった感じですが(最近は来シーズンの再出発を見据えてか、若手をどんどん起用している)、残る2つの降格ポストに関しては、シエナ、ブレシアはもちろん、そこから5、6ポイント上にいるメッシーナ、ラツィオくらいまで、7〜8チームが引っかかってくる可能性が残されています。下位戦線は、どこかが連勝、あるいは連敗しただけで、勢力地図が大きく変わって来るもの。最終的な残留ラインは、おそらく40ポイント前後になるでしょうから、どのチームもそこにたどり着くまでは安心できません。というわけで、以下、エントリーを変えて、今節の結果とコメント。■
Posted: 日 - 3月 6, 2005 at 09:21 午後