CAZZATA BERLUSCA
会長からの手紙
昨日のダービーでミランが大逆転勝利を収めた後、わざわざサン・シーロまで公務を放り出して観戦に駆けつけていたベルルスコーニ首相/会長が「私は明日クラブと監督に手紙を書くつもりだ。これ以降、ミランは必ず2トップで戦わなければならない。監督がだれであろうとそれが義務づけられる。これは私の個人的なこだわりなどではなく、論理的で筋の通った考え方に立ってのことだ。なぜなら(以下略)」と嬉しそうにまくし立てたおかげで、今日のマスコミはその話一色。
日曜夜10時半からの2大ライバル番組「ドメニカ・スポルティーヴァ」(RAI=国営放送)と「コントロカンポ」(イタリア1=ベルルスコーニ所有の民放グループ・メディアセットの一局)も、今日の試合はそっちのけでこの話題を延々と取り上げていました。前者にはなんとベルルスコーニ本人が電話出演し、15分以上なぜミランが2トップでなければならないか、滔々とまくし立てる始末。一国の首相がそういうことにかまけていていいのか、というのは当然の疑問ですが、もちろんパブリックイメージ上の収支は計算の上でしょう。まあ、ユーロ2000直後の「ジダンにマンマークをつけなかったから負けた」という発言と同様、大して説得力のある論理ではないわけですが。
「コントロカンポ」の方にはザッケローニがこの厳しい状況にもかかわらず生出演しており、きつい質問にも真摯に答えていて非常に好感が持てました。「昨夜は一睡もしていない」と言っていましたが、それはそうでしょう。とはいえ、ダービーに勝って心晴れやかに眠れたはずのアンチェロッティも、番組中に流れた今日収録のインタビューに写った腫れぼったい顔を見る限り、熟睡したとはとてもいえなかったようです。「これからはもう1トップでは戦わないのか?」という質問には「私は記者会見ではいつも2トップで戦うと言うことにしているからね」と、あくびをかみ殺しつつもポーカーフェイスで答えていました。
この件に関しては書きたい事がいろいろあるのですが、ちょっと時間がないので、時間があれば改めて顛末をまとめたいと思っています。今日はとりあえず状況説明のみにて。■
Posted: 月 - 2月 23, 2004 at 02:39 午前