Coppa Intercontinentale トヨタカップ


昨日のトヨタカップ、地力で上回りながらPK負けしたミランが「消極的なサッカーをした」という非難を浴びているようですが、ぼくにはむしろ「積極的なサッカーをさせなかった」ボカの方が一枚上手だったように見えました。
先制してペースを掴みかけた矢先に、カフーがあんな形でボールを取られて1-1。カカがポストに当てた後、一旦試合が落ち着いてからは、完全に1点勝負という展開でした。ボカはアグレッシブなプレッシングを続けながら虎視眈々とカウンターを狙っていたし、そこで無理して攻撃に人数をかけるというのは、自分から罠にはまりに行くようなもの。あの局面で最も優先順位が高かったテーマは、前がかりになって逆にカウンターを食らうという事態を避けることだったんじゃないでしょうか。個々の能力では上回っているわけだし、あとは辛抱強くチャンスを待つ、と。その点ではなるべくしてああいう試合になったような気がします。
ボカはミランにサッカーをさせないことを目的に戦いそれに成功した、ミランは自分たちのサッカーをしようとしたけどさせてもらえなかった。その点でPK戦の結果も、5月のCL決勝がそうだったように、試合の内容から見て勝つべきほうに微笑んだ、といえると思います。
退屈な試合だったことは間違いありませんが、カルロ・アンチェロッティとカルロス・ビアンチの戦いがスペクタクルになることなど、そもそもあり得ないんじゃないでしょうか。ま、期待外れというよりは、期待するほうが間違いだったということで。■

Posted: 月 - 12月 15, 2003 at 02:51 午後        


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