BRUTTA SCONFITTA IN AMICHEVOLE ハンガリー3-1イタリア


 昨日は、今シーズン最初の国際Aマッチデーでした。ヨーロッパでは、一部でユーロ予選の試合も組まれたものの、ほとんどのカードが親善試合。半月後の9月8日に、ユーロ予選の天王山・ホームでのフランス戦(ミラノ)を控えたアズーリことイタリア代表は、ブダペストまで遠征してハンガリーと戦いました。
 例年、まだセリエAが開幕もしていないこの時期の親善試合は、選手のモティベーションも上がらないし、そもそもフィジカルコンディションがまったく出来上がっていないしで、低調な試合になるのが常なのですが、今回も例外ではありませんでした。
 立ち上がりこそ、勢いに乗って主導権を握り何度か攻め込んだものの、前半15分過ぎにそれが一段落すると、後は無理せず省エネ体制。ところが相手のハンガリーは、ほとんどの選手がドイツやウクライナなどとっくにリーグ戦が始まっている国でプレーしており、コンディションは良好。運動量でもモティベーションでも完全に上手で、イタリアがちんたらプレーしているところにがんがんプレスをかけ、がつがつ当たってボールを奪い、どんどん走ってイタリア陣内に攻め込みます。
 前半は0-0で終わり、後半も最初はイタリアが間違って先制したのですが(アクイラーニのスルーパスにディ・ナターレが足を出してちょっと触れたら軌道が変わり、GKの逆を突いてそのままゴールに転がり込んだ)、これで逆にハンガリーの闘志に火がついてしまいました。程なく、セットプレーのこぼれ球を押し込まれて同点にされ、カンナヴァーロがつまらないファウルでPKを与えて2−1、最後は絵に描いたようなカウンター(イタリアはもう足が動かない)をねじ込まれて3-1。FIFAランキング65位と日本よりもずっと格下のハンガリーに、文字通りの完敗を喫しました。
 ドナドーニ監督は「こんな負け方をして気分がいいはずないでしょう」と言いつつ、コンディションとモティベーションの大きな差は誰の目にも明らかだっただけに、特に不安を見せてはいませんでした。マスコミの反応も、まあこの時期は仕方ないだろう、という淡々としたもの。負けたというだけで騒ぐようなことはありません。
 ただ、イタリアにとって痛いのは、マテラッツィが肉弾戦で右の太腿を激しく打撲して内出血、下手すると3〜4ヶ月の欠場を強いられそうなこと。ネスタが代表を引退してしまった今、後釜はまだ国際経験の浅いバルザーリ(パレルモ)くらいしかいません。フランス戦の主役になるはずだったのに、困ったことになりました。
HUNGARY-ITALIA 3-1
ITALIA (4-3-3): Buffon; Oddo (1'st Grosso), Cannavaro, Materazzi (1'st Barzagli), Zambrotta; Ambrosini, Pirlo, Aquilani (21'st Palombo); Quagliarella, Toni (1'st Inzaghi), Del Piero (1'st Di Natale).

Posted: 土 - 8月 25, 2007 at 07:34 午後        


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