VA DI MODA IL CENTROCAMPO A TRE
時代の最先端は3センターハーフ?
昨日のミラン
1-0
バルサは、双方が戦術主義に陥ることなくオープンに戦い、自らの持ち味を出したいい試合でした。バルサが2回クロスバーを叩いたことも含め、内容からいえば1-1が妥当な結果でしたが。
バルサは、あまりにショートパス一辺倒なのと、ちょっとナルシスティックに過ぎるのとで、攻撃の効率が悪い(=攻めている割に決定機が少ない)のが難ですが、今世界で一番スペクタクルなチームであることは間違いありません。ジュリがいたらあと15%はパワーアップしてたはず。ミランは、ポゼッションよりも速攻に意識を向けつつ、注意深いディフェンスでバルサに2度しか決定機を与えませんでした。
この2チームに加えて昨日のインテルもそうですが、今シーズンのチャンピオンズ・リーグでは、3センターハーフのシステムを採用して、ピッチをナローに使いながらハイスピードのコンビネーションと強力な1対1の突破で一気に最終局面を創り出すサッカーが、スペクタクルと結果を両立させて輝きを放っています。サイド深くのゾーンはほとんど使わず、最後の25-30mはペナルティエリアの幅で勝負するのがこれらのチームの特徴。クロスもほとんどは浅めの位置から。
今日発売された某WSD誌のセンターハーフ特集(必読!)でもマッシモ・ルッケージが取り上げていますが、「縦のペア」でサイドを深くえぐり、クロスを折り返すことを狙う2センターハーフ系のシステム(4-4-2、4-2-3-1)とは、明らかに攻撃のコンセプトが異なるサッカーです。そのWSD誌が2年ほど前にサイドアタック特集をやった時、現ヴィチェンツァ監督のマウリツィオ・ヴィシディに「サイド攻撃なんていらない!?」という原稿を書いてもらったことがあるのですが、方向性としてはその延長線上。かの偉大なるヨハン・クライフも、ユーロ2004についてコメントする中で「4人の中盤(注:2センターハーフ)はもう古い。中盤は3人の方がスペースがあるし、ボールがよく動くし、スペクタクルだ」と言っていました。単純なサイドアタック至上主義はそろそろ時代遅れかもしれません。■
Posted: 木 - 10月 21, 2004 at 05:27 午後