MOGGI MINACCIA STANKOVIC モッジがスタンコヴィッチを一喝


数日前に取り上げたスタンコヴィッチ@今シーズンで契約切れですが、昨日、国営放送RAIの人気番組「ドメニカ・イン」に出演したユーヴェの古狸ルチャーノ・モッジDGが言いたい放題。
「スタンコヴィッチ?来シーズンどこでプレーするのかは知らないけれど、ユーヴェが取らないことだけは保証する。その理由も説明しようか。あるクラブと一度合意しておきながら、その後彼と代理人はいろいろなクラブに自分を売り込んで回った。彼を獲るのは、クラブの収支を考えない経営者に違いない。スタンコヴィッチはブラフをかけて自分を高く売ろうとするような輩だからね。プレーヤーとしてのタレントに議論の余地はないが、人間性はまた別の話だ」
モッジは、最初に合意したチームがユヴェントスだとは、口が裂けても言わないはずです。事実上単なるタテマエに堕しているとはいえ、契約が切れる6ヶ月前までは、他のクラブが選手と接触を持ったらサッカー協会の規約違反ですから。
まあ、1930年代にNYを牛耳ったマフィアの親分にちなんで “ラッキー・ルチャーノ” と呼ばれるモッジ大人としては、この私と一度覚書を交わしておきながら、その後でインテルに売り込みに行くなんて卑怯な真似は絶対に許さん、逆らったらどうなるか教えてやる、ということでしょう。昨日の「ドメニカ・イン」ではこうも言っていました。
「私は黒幕なんかじゃない。周りが勝手にそう信じ込んでいるだけだ。仕方ないので私もそれに付き合っている。カルチョは大きな劇場のようなものだ。私は与えられた役を演じているだけだよ」
ちなみに、モッジに関しては何年か前に、その疑惑のキャリアをあらゆる角度から掘り下げた、その名も『Lucky Luciano』という本が、暴露本専門の出版社Kaos Edizioni(日本のエール出版みたいなところ)から出ています。内容はかなり強烈。90年代初頭のトリノ時代にUEFAカップの審判に通訳という名のホステス(puttana)をあてがった話とか、審判団との特別な親交とか、やばい話がいろいろあります。
しかしそのモッジも、欧州サッカー界最強のアウトローであるエドガー・“ピットブル”・ダーヴィッツにはやられっぱなしなんですが、その話はまたこんど。
ちなみに、モッジに釘を刺されたインテルも迂闊に手が出せなくなったせいで、スタンコヴィッチはミランが引き取る(?)んじゃないかという話も出てきています。■

Posted: 月 - 12月 29, 2003 at 10:28 午後        


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