MOGGI SNOBBA L'INDAGINE STANKOVIC ラッキー・ルチャーノの仮病


今日ローマで「国会議員ユヴェントスファンクラブ」の発足パーティというのがあって、ユーヴェからはロベルト・ベッテガ副会長とラッキー・ルチャーノ・モッジDG、そして3人の選手(ブッフォン、コンテ、ビリンデッリ)が、トリノからわざわざ飛んで行って参加していました。
以下は、このパーティでのモッジの挨拶の一部。
「ユーヴェの強さの秘密は、ライバルよりもよりたくさん仕事をしているところにあります。強いチームを作るだけでなく、健全な経営を維持することも我々にとっては同じくらい重要です。ここにいる選手たちは月末にちゃんと給料を受け取っている。しかしイタリアには、5ヶ月も遅配して平気な顔をしているクラブもあります。これでは選手はモティベーションを失ってしまう。私は生まれつき内気な性格で、世間が描写するのとはまったく違う人間です。私は何よりも仕事が大事だと考えている。この世界には朝10時から12時まで、午後5時から7時まで働いて胸を張っている人々もいますが、我々のオフィスは朝7時から深夜0時まで開いています。勝ち続けるクラブが疎まれ憎まれるのは自然なこと。私たちは誰よりも強い勝利への渇望を持ち続けており、だからこそ誰よりもたくさん仕事をし、そして勝利を手にしています」
ああそうですか。この日の午後、モッジはローマのイタリアサッカー協会(FIGC)本部で、スタンコヴィッチ問題(これこれ を参照)に関する調査委員会の事情聴取を受ける予定になっていましたが、午前中にこれだけ威勢のいいところを見せておきながら、その後で「ちょっと気分が悪くなったので欠席する」という連絡をFIGCに入れると、とっととトリノに帰ってしまいました。こういう見え透いたことを平然とやってのける図太さには感服するしかありません。
スタンコヴィッチに関しては、ラツィオとインテルの間ですでに、移籍金450万ユーロで即移籍(シーズンオフまで待てば契約切れでフリーになるのに)という方向で合意ができています。ただし、調査の結果、スタンコヴィッチがユーヴェ、インテルと事前に違法な形で交渉を持ったことが明らかになれば、数ヶ月の出場停止処分が下る可能性もあり。インテルとしても、この調査の結果が出るまでは迂闊に動くことができません。
冬の移籍メルカートが閉じるまであとわずか3日。モッジとしては引き延ばすだけ引き延ばして、1月中のインテル移籍の可能性を潰してしまおうという魂胆——というのは、ごくまっとくな推論だと思います。せっかく自滅しかけているインテルに息を吹き返すきっかけを与えるのは嫌だというのと、一度自分にイエスと言っておきながら後で裏切ったスタンコヴィッチに目にもの見せてやるというのと、動機はその両方でしょうが、まあ、こういうのもラッキー・ルチャーノの重要な仕事のひとつであることに間違いはありません。■

Posted: 水 - 1月 28, 2004 at 11:19 午後        


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