MANZANO DEMOSTRA COME SI DOPA 図解:EPOの使い方


突然ですが、自転車ロードレース界でのドーピングの話です。
スペインのスポーツ新聞 "AS" のホームページ(www.as.com)に、今年チーム・ケルメをクビになったヘスス・マンサーノというレーサーが、自らのドーピング歴について生々しく語ったインタビュー が掲載されています。さっきイタリアのTVのスポーツニュースで報じられて知りました。
まだちゃんと読んでいないので(ぼくにとってスペイン語は、すべて平仮名で書かれたこてこての薩摩弁を解読するのと同じくらい難度が高いです)詳しいことは書けませんが、件のニュースによれば、EPOだけでなく血液ドーピング(血液を1リットルとかいう規模で抜き取り、一定時間を置いてから戻す)もやっていたようです。しかも、一旦抜取った血液に人工的なトリートメントを施し、ヘモグロビンだか酸素だかを加えて戻すということまで行われていた模様。よく血管が詰まらなかったものです。
一番ショッキングなのは、EPOの使い方を実際にやってみせて、それを撮影した12枚の写真 まで載っているところ。赤血球濃度を測定するための小型遠心分離器(ロードレーサーなら誰でも持っている必須アイテムといわれています)も写っています。
98年のツール・ド・フランスで本格的に始まった、自転車ロードレース界のドーピングとの戦いですが、この一件を見るにつけても、今なお業界全体がずぶずぶに漬かっているに違いないことがうかがわれます。マルコ・パンターニが、自分を“犠牲者”だと心の底から思っていたのにも、そういう実態が深く関わっていることは想像に難くありません。直接関係はありませんが、パンターニの直接の死因はやはりコカインのオーバードーズだったようです。
しかし、自転車や陸上(先月も男子100mの欧州チャンピオンがTHGで資格停止)の世界がこうなっているのを見るにつけても、カルチョの世界は違う、まったくクリーンだ、などと素直に思い込むことはちょっとできません。少なくとも、試合前の景気づけに選手に抗うつ剤を注射していたチームがあることは確かなわけだし。たしかトリノの方にあるチームだったと思いますが。■

Posted: 水 - 3月 24, 2004 at 07:26 午後        


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