CUNEGO IN MAGLIA ROSA 只者じゃなかったダミアーノ・クーネゴ


先週末から始まったジーロ・ディタリアも今日が7ステージ目。第3ステージに続く山岳フィニッシュ(最後の17kmが上り)でしたが、道幅も広いし勾配も平均5〜6%と、それほど大きな差がつくコースではありません。ステージを制したのは、Saecoで優勝候補ジボ・シモーニのアシストを務める期待の新星ダミアーノ・クーネゴ22歳。しかもこの勝利で総合1位のマリア・ローザまで手にしてしまいました。
同じSaecoのアシスト、エディ・マッツォレーニと共に時速35kmという驚異的なペース(勾配6%の上りです)でプロトンを引っ張り、最後の7〜8kmではトンコフ(Vini Caldirola=ガルゼッリのアシスト)、フィグエーラス(Ceramiche Panaria=地元出身なのでステージ優勝したい)などが何度となく仕掛けるアタックにすべてついていってはいちいち潰し、勾配が緩くなった最後の直線ではスプリント勝負に持ち込んで全員をぶっちぎりトップでゴールインという、文句のつけようのない勝利。
上りに入ってからのペースメーカーとアタック潰しで、アシストとしての仕事を完璧に果たした上で、最後の直線は周りのクライマーたちよりワンランク上のスピードを見せつけたわけで、まったく只者ではありません。スプリント勝負になった時点でステージ優勝の可能性が消えたシモーニも、最後はしっかり引っ張ってあげて、今日は脇役に徹していました。いくつか下のエントリーで、まだ若造なんだから、と言いましたが、実際の走りを見ると、これはかなり大物の予感。
これでSaecoはクーネゴとシモーニが総合1、2位を押さえ(10秒差ですが、エースはあくまでシモーニ)、最大のライバルであるガルゼッリにはすでに1分以上の差をつけています。今年のジーロは、コースの質にかかわらず、毎日ほとんどサエコ・トレインがレースを引っ張るという完全な一強体制で進んでおり、その点ではちょっと物足りません。
明日から1週間はほとんど差のつかない平地のステージ。勝負は来週末のクロノ、そしてそれに続く最終週火曜日のサン・ヴェンデンミアーノ(デル・ピエーロの故郷ですね)〜ファルゼスから始まる、山岳ステージ4連発(すべてドロミテ)でしょう。■

Posted: 土 - 5月 15, 2004 at 05:44 午後        


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