CHAMPIONS LEAGUE 1/4 FINALE (ritorno)
チャンピオンズ・リーグ準々決勝第2レグその1
◆Monaco
3-1 Real
Madrid
このBlogもろくに更新せずしこしこと原稿を書いているはずが、なぜかスペインはラ・コルーニャの裏通りにあるハモネリーア(生ハム屋。まあバールみたいなもんです)のカウンターでTV観戦。店のおやじは「俺たちはプリンセス・ステファニア(モナコ王女)の味方だ。レアル、バルサ、セルタ・デ・ヴィーゴ(同じガリシア地方のライバル)は糞喰らえ」というわかりやすいスタンスです。序盤はレアルがゲームを支配したこともあって、ラウールが1-0を決めた時にはもうこれで試合の興味は失せたかと思いましたが、前半終了間際にジュリーが決めた1-1で、流れがはっきりと変わりました。
地元のシンプルな白ワインでガリシア名物イカのげそ揚げと蛸のやわらか煮を堪能し、リオハの赤に切り替えてアンダルシア名産のハモン・デ・ベジョータを噛みしめていると、モリエンテスがヘッドで2-1のゴール。これでスタジアムの空気が一変したことは、音声なしで映像だけ見ていてもわかりました。レアルは確信を失ってうろたえ、モナコは逆にイケイケ。ジュリーの3点目(嘘のように美しいジャンピングヒールボレー)は、決まるべくして決まったように見えました。
モナコが素晴らしかったのは、3-1にした後も“勝利への怖れ”で縮み上がることなく、その後も20分以上にわたり、決定的な4-1を狙って堂々と攻め続けたこと。手負いのレアルに主導権を渡して守りに入ったら、遅かれ早かれ1点を喰らうことは間違いなかったと思います。しかしモナコはボールを奪うたびに思い切り良くカウンターを仕掛けて一度ならず決定的なチャンスを作り出し、ノンダ、アデバイヨールが一度ずつポストを叩きました。もしこれで、ラウールのヘディングシュートがオフサイドを取られていなければ、大スキャンダルでありつつも究極の予定調和ということになっていたのでしょうが、レアルにとっては不運なことに、この日の主審は杓子定規なほどに厳正中立なピエルルイジ・コッリーナ氏だったのでした。
◆Arsenal
1-2
Chelsea
こちらも番狂わせで、レアル、ミランと並ぶ優勝候補だったアーセナルが姿を消しました。上記のような事情で結果だけしか知らないのですが(クレスポもムトゥもベンチだったことは聞きましたが)、件のハモネリーアのおやじ曰く「これで明日ミランとポルトが消えれば完璧だな。モナコ、チェルシー、リヨン、そしてデポル。歴史に残るチャンピオンズ・リーグになる。明日のリアソールは3-0だ。楽しみにしてなよ」とのことでした。もしそうなったら脱帽するしかありません。それはそれで悪くないと思います。マジで。■
Posted: 火 - 4月 6, 2004 at 11:49 午後